この夏見た綺麗なものたち(スイス・ヴヴェイ編)

少し時間が経ってしまったけど、旅の続き。ルツェルンに2泊の後向かった先はスイス西部に位置するレマン湖ほとりの街・Vevey(ヴヴェイ)。ここは実は私にとって、聖地!なぜなら、大大大大好きなチャーリー・チャップリンが晩年を過ごし亡くなった場所・・・。今も邸宅が残っていることは知ってたけど、見学とかできないのかな〜って検索してみたら、なんと今年の6月にChaplin Museumとしてオープンされることを知り!私が行くこのタイミングでのこのオープン!私のために間に合わせてくれたんだねと勝手に運命に感謝しながら、4人を巻き込んでの訪問となりました。

 

Veveyはルツェルンから電車で2時間半で着いてしまう距離だけど、この間にドイツ語圏からフランス語圏に移動し(電車の中でDankeがMerciになる)、降り立ってみると、町並みの雰囲気もやっぱり違う。ドイツ語圏は、直線・シンプル・清潔・無駄無しみたいな印象なんだけど、フランス語圏は、建物も古いと言ってももっと(良い意味で)味のあるボロさがあるし、色彩のトーンもおしゃれでゆるい感じ。もう少し長く居れたら、もっとよく考察できたのだろうけど!でも人の良さはここでも同じ。ミュージアム前に入ったカフェは、お客さんいっぱいなのにウェイトレスの女の子一人だけで、私たちは食事にありつけるまで1時間も待たされてしまった。だけど一生懸命笑顔で働いているので文句は言えない。それに実は、大きな木の木漏れ日を受けながら、心地よい風と憧れのレマン湖を側に感じているだけで、気付けばぼんやりといい1時間を過ごしてしまったんだ。その後は、いよいよ、Chaplin Museum!この時ばかりは、本当にただのオタク。笑 あの帽子やステッキにずた靴・・・オスカー像に手書きの原稿・・・写真で目にしていた邸宅前の大きなお庭に自分が立っているなんて・・・。いろんな面白い工夫もされていて、ろくに休憩もできないまま時間過ぎに慌てて退館。閉まりかけのゲートで友人のトイレ待ちをしながら、これまたフレンドリーなスタッフに話を聞くと、ミュージアムの実現までに実に16年を要したとのこと・・・。その年月の後でのこのタイミング、やっぱり運命だったんだと思って良しとしました。

 

チャップリンを観た事がない人は、一度騙されたと思ってぜひ観てみてほしい。CGやなんかに見慣れた時代、どうせ面白くないだろうと見始めたサイレントフィルムに、ものの10分で私の心は完全に奪われてしまいました・・・CGなどに頼れなかった分だけ、俳優の身体表現能力と創意工夫に満ちたセットやフィルムワーク・・・その創造性の高さは、まるで真新しいものを観ているみたいに新鮮なはず。少なくとも私にはそうでした。そして何よりも、心の底から温まる普遍的なユーモア、私の辛い時期をこの方はたくさん救ってくれました。

 

翌日は、早くもアルやアルの義妹さん、さゆきちゃん達は先の電車でお別れ・・・。あっと言う間だったけど、きっとまた会えるから大丈夫。湖畔をぶらついたり蚤の市をのぞいたりした後、フランスはニースに、一人旅経つ・・・。

 

Back to the trip Journal before I lose it… On the third day morning, we were headed westward for Vevey, a town by Lake Léman, where my superhero, Sir Charlie Chaplin lived his last 20+ years with his beloved wife and children. With a little hope, I started searching whether his mansion is open for visit, then found out that it was opening in June, 2016 as a Chaplin Museum (officially as "Chaplin's World")! I was so super excited about this too perfect timing (later on the museum staff told me it took them 16 years to get to opening!) and so involved 4 people with me to visit this beautiful little town and the museum, which ended up as a good plan for everybody, I think! ;)  

 

The museum was really well made, exhibiting many treasury items (The Hat! The Shoes! The Stick!… oh but no mustache), scripts with his own writings on it, the violin he carried around since 16, private pictures and so on… and the studio where you can go in and play around with the waxworks… It was also special to be just standing on his beautiful big yard where I have seen in pictures many times.  

 

Chaplin is the man who gave me lots of laughters when I had none as a collage student. With little expectation I started watching one of his short films "Dog's Life" and within 10 minutes, I was totally in love with this little fellow (the tramp)!! After that, I've rented all the Chaplin films I could and just simply astonished at his amazing creativity with his extreme talent. I hope many more people will rediscover this great man again…

 

On the following morning, I already had to say good-bye to my friends and Al, but with a great hope that we will meet again. Alone by myself, I was headed for Nice, France...

 

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