明けましておめでとうございます HAPPY NEW YEAR!

 

2020年が明けました!

 

たくさんの幸せが皆様の上に訪れますように・・・。

そして世界がもっと思いやりと謙虚な心に向かいますように。

 

 

***

 

 

2019年は世界的にも変革の多い一年だったと思います。

たくさんの新しい考え方や感じ方を、色々な方や出来事に教えてもらった年だったと思います。YouTube、とってもよく観ました!笑 政治に大きく開眼した一年でもありました。

 

そしてそのような出来事に刺激を受けて、停滞していた「書く」ということにまた取り組みたくなりました。春から初夏にかけて、エッセイや短編小説、短い作文などいくつか色々な種類のコンペに応募したのですが、その中で、絵本のテキストだけで応募できるコンペがあったので、2作書いて送りました。絵本出版.comという、スプリングインクという会社が主催しているコンペです。

 

あいにく入賞はならずだったのですが、7月頃、商業出版のお話を封書でいただきました。

最初に結論を言ってしまうと、

 

3月17日に、初の絵本『クサボケちゃん』が

みらいパブリッシングより刊行されることが決まりました!!

 

10年前に書いた「クサボケちゃん」!諦めなくてよかった!そして諦めずにいられたのは、それまで「クサボケちゃん」に対してコメントしてくれた様々な声があったから。覚えてくれていた人がいたから。この作品には、私も知らない何かがあるのではと、作品の力を信じることができたから・・・。「クサボケちゃん好き!」「いつ出すの?」「欲しい!」って、後々になっても言ってくれていたみんな、本当にありがとう!本当にその一言一言のおかげで、この出版が決まったと思っています。

 

 

***

 

話を戻しますと。笑

 

・・・それでも人間て弱いもので、以前別の作品でそのようなお話を頂いた時に、その会社が実は自費出版の会社ってことが判明して泣く泣く諦めた経緯があったので、嬉しさを抑え、びっくりするくらい冷静に半信半疑を保つ自分がいました(苦笑)。その後メールなどでやりとりがあり、初めて高円寺の出版社を訪問した際には、本当に久々に受験生のような緊張で、それでも迎えてくれた担当の西村さんと近藤さんがとても優しく好意的だったので、少しずつ緊張がほぐれて、帰りはひっくり返ったように嬉々とした気分で、どこかに腰掛ける気分にならず無駄に街をぶらついて帰りました。2度目に編集者の安藝さんにお会いした時は、なんと西荻窪まで歩きました。笑 

 

私がコンペに応募したのは「クサボケちゃん」とは違う2作品だったのですが、初めての面談の時に、こんな機会はまたとないと、「クサボケちゃん」も文章と数点のイラストのコピーでお預けしました。それで、一番思い入れのある作品でデビューするのがいいとまで言ってくださったので、実は「ABCアニマルズ」の絵本押しで企画書を書いたのですが、早い話が、ABCアニマルズはとてもいいんだけどコスト的にみらいパブリッシングでは難しいということで、「クサボケちゃん」でどうかとご提案いただきました。それでまたびっくりというか、この作品には何かあるのかなって思わされました。

 

メールやミーティングを重ねるうちに、少しずつ、半信半疑が六信四疑、七信三疑となっていったものの、それでも本当に出版できるんだ!って実感できたのは、12月に入ってきちんと契約を交わしてからです。もちろん、そこまでも乗り越えなければならない壁はありました。新人でなんの実績もない私が、そうは言ってもタダで出版させてもらえるはずもありません。ある程度の買取は一般的にあることみたいなのですが、そこの交渉は少し心と気力を使いました。でも、私の生意気な交渉にも真摯に応じていただき、私も出版社もお互い少し頑張る、というところで契約させていただいたと思います。なので今後たくさん在庫も抱えるので(!!!)作った後も、ますますみなさん助けてください!!!もちろん、全国の書店で販売されますので、ベストな方法で「クサボケちゃん」に出会っていただけたら嬉しいです。

 

今原画を頑張って制作中!これが本当にできるのか、ヒヤヒヤ、なかなかスリリングな年明けです。

 

インスタやFacebook(始めるか?)でも近況アップはしますが、実はここに書くのが一番心安らいで書きたいように書いているので(どうしても長くなってしまうから・・・)、たまにこのブログページもチェックしていただければ嬉しいです。

 

2020年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

棚澤ハナエ

 

 

Happy New Year 2020!

Wish you all a lovely and peaceful new year...

 

Last year was the most inspiring year in the decade, I would say, and I enjoyed reading and listening to new ideas and understandings of much wider topics. It more or less affected me into writing again, and after trying several kind of writing competitions in spring to early-summer time, I received an offer to publish my picture book from Mirai Publishing, a small publisher in Tokyo but sincerely looking for new picture book authors.

 

In the beginning, I was in joy and denial at the same time; I guess that's a natural response for someone like me who'd challenged and always failed to make through until this point!

 

So I was very nervous to visit the publisher on the very first time (it was actually the 4th time that I breathed normally to walk into their office lol) but I soon felt comfortable with the people who so curiously and joyously looked into all of my picture book ideas! One of them was "Kusaboke-chan," which I wrote 10 years ago.

 

It was the editor, Mr. Aki who advised me to debut with "Kusaboke-chan." I'd been cherishing the story but wasn't (and still am not) sure with my ability to prepare all the pages with satisfying level of illustrations, but now I have no other choice but to do it! People might think I make things easily, but most of the time I suffer a lot; it's really like squeezing out a wet rag...

 

I'd like to thank all who have cheered me for all these years with warm words, bought my products, asked me about how I'm doing, and just remembering me...

 

The book will be sold countrywide but I also had to buy many on my own beforehand (of course things won't be that easy!) so you are also welcome to buy directly from me, starting March 17th, 2020!

 

Stay tuned for more updates...

 

 

Sincerely,

Hanae Tanazawa

 

参考にと、山中湖の家近くに自生するクサボケちゃんの枝を少し拝借・・・花瓶に入れていたら、時期外れの枯れ枝に葉っぱがついた!嬉しき。Kusaboke branches that I picked near my parents' in Yamanakako. They were bare but some leaves pop out! What a joy!
参考にと、山中湖の家近くに自生するクサボケちゃんの枝を少し拝借・・・花瓶に入れていたら、時期外れの枯れ枝に葉っぱがついた!嬉しき。Kusaboke branches that I picked near my parents' in Yamanakako. They were bare but some leaves pop out! What a joy!

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