看脚下

元気娘 A Fine Girl 2016 ©︎ Hanae Tanazawa
元気娘 A Fine Girl 2016 ©︎ Hanae Tanazawa

 

今年になって動画制作を主軸に一人で会社を立ち上げた知人がいて、彼の会社名が、「看脚下」。

 

「看脚下(かんきゃっか)」とは禅の言葉らしく、意味は、「自分の足元をみよ」「足元に注意せよ」「履物を揃えて脱げ」「己の立脚するところを忘れるな」などなど(Weblio辞書参照)。

 

最初に会社名を「看脚下」にすると聞いた時、「カンキャッカ?カンキャッカ・・・かん、却下?」え、その響き、経営的に大丈夫?なんて勝手に心配したものですが(笑)、最近になってふと、いい社名をつけたなぁと思う。看脚下。自分の足元を看よ。

 

この看脚下代表取締役(←一人だけど)花田氏とは、とは言えほんの一年ほどの仲。金沢文庫の「たんの和菓子店」さんつながりで増えた知り合いの一人で、今では素敵なご家族にもお世話になりながら、私にもいくつかお仕事を紹介していただいたりして。最近では私のフリーランス業も気にかけてくれて、ちゃんと個人事業主になった方がいいよってことで、重い腰を上げて私もようやく勉強し始めました。ちなみに年齢は私より若いです、この文面だと伝わらないかと思い補足(笑)。

 

この花田氏のおかげと、私自身以前からいただいているお仕事や、全く新規のお仕事も重なり、最近になって急に片手では収まらない案件を抱えて驚いているのと、嬉しくてわかりやすく自分が浮き足立ってます。なんかほっといたら簡単に調子に乗ってしまいそう、と、時々自分を引っ張り下ろしながら、それでも納期が来年に及ぶものもいくつかあり、今までよりも少し目線が遠くにある感じ。ふわふわして、どの仕事から取り掛かろう、とか、他の案件のことが気になったりしてどうも一つの仕事に集中できない。

 

 

そこに浮かんできたのがこの言葉。「看脚下」。

 

 

足元を看なさい。

目の前のものに一つ一つ、丁寧に、有り難く取り組みなさい。

今までのように、これからも、ずっと。

 

お仕事がいただけて浮かれそうになるのも一つの未来。

お仕事が同じようにあるかなと心配するのもまた一つの未来。

 

だけども、将来のお仕事を呼んでくれるのも、

きっと今目の前にあるこの仕事だから。

しっかりそれに集中しよう。

 

よし、今日、明日はイラストの案件と、テキスト制作のお仕事を進めて・・・。

 

 

 

・・・と、思った矢先、また普段より割のいい(翻訳の)案件取ってしまったー!(こちらはクラウドで受託するお仕事なので、私が取らなくても他の翻訳者さんが取れる仕組み。)

 

目の前の自分のお仕事さっそく先延ばしー!

 

欲め!!

煩悩め!!(←違うか?笑)

 

と、自分を攻めながらも(苦笑)、でもなんでもできるだけのことはしたいし(翻訳の仕事も大好きなんです)、全部のお仕事できちんと満足してもらえるように、看脚下精神で頑張りたいと思います!

 

 

(新規ご依頼・お問い合わせも随時お待ちしています!)

 

 

 

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