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言い方ひとつ

  • tanazawahanae317
  • 12月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:12月3日

ぶりっ子してごめん
ぶりっ子してごめん

随分と放置してしまって、にもかかわらず遊びに来てくださる皆さん(絶滅危惧少数派)には感謝しかないです。

お元気していますか?いつもありがとうございます。


とはいえ短く、覚書き。


昨日3ヶ月半ぶりに美容院に行ってカットとカラーをしてもらったのだけど、私は昔から髪質は褒められてきた方で、程よくウェーブしていていて扱いやすく、どれだけ髪で得してきたことか。

最近は白い線がポツポツと目に余るようになってきたので、本当は月に一回くらい美容院に通いたいところだけど。

いつかかっこいい感じでカラーを放棄しようと思うけど、まだ数年は執着してしまいそうです。


ところで、この髪質のおかげというのか、私は美容師さんにこだわったことがほとんどなく、大体誰が切っても同じでしょと思ってしまっている。切り立てがあまり好きではなく、2週間ほどするとようやく自分のクセが馴染んできて気に入る、というのがパターン。なので同じ美容室に通っても美容師さんを指名せずにいて、昨日の美容師さんも今後指名するかというと、そういうことにはならないと思う。確かアダチさんと言った彼は髪を乾かす際に、「自然な(ウェーブが出る)感じで乾かしてください」とお願いした私の言葉に反し、私が好きではないストレートにブローするということをしてきて、この乾かすときの好みがいつも伝わらないな〜。美容師さんってストレートにするか、指をくるくる髪に絡ませながら大袈裟なウェーブを作るか、どっちかなのかな〜と大抵不満に思っている。


まぁでも数日経てば落ち着くので大して騒ぎ立てることもせずにブローされて帰ることにしてるのだけど(余程嫌だと美容室を出て最初のトイレで結んでしまう)、昨日のアダチさんは、私の髪を真っ直ぐにブローしながら、途中、マスクの下はきっと小さく微笑んで、「いつもとは違う感じに(しましょう)」と言った。悪意0のその言葉になぜか瞬時に説得されて、「確かに、美容院に行った日くらいいつもと違うストレートヘアになってもいいのか」と素直に受け入れていた自分がいた。きっと彼はこういう女性が好きなのだろう(推測)、とか思いながら、街に出てデパートのトイレで切られたばかりの髪をチェックする。そういう目線で見ると、「いつもと違う自分」。別にこれはこれでいいじゃないか。毎日は嫌だけど。髪を切った日くらいは。


アダチさん、きっとこの先また指名することはないけど(本当にごめん)、あなたの一言は、これまでお願いしてきた多くの美容師さんの誰にも言われなかった一言だったよ。私の意識を新鮮に入れ替えてくれてありがとう。アダチさん趣味の自分になったことが面白くて、記念写真を撮りました。



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