どっかでネタにしようと思っていたのだけどタイミングなく。
実はミーちゃん、今年の夏頃お外デビューしました!
ある時急に外の世界に興味を持ち出したので、首輪とお揃いのリード+ハーネスのセットを購入し、本当に家の周りだけ行動範囲を広げました。
元野良の雄猫は8割方猫エイズにかかっているらしく、(陽性だとしてもできることがないから)調べていないけど、そのつもりで接しています。過去の失踪の反省と、他の猫様(特にお隣の猫ちゃん)との接触もほんのり忠言されたことあり、私は常に同伴することに・・・。最初犬みたいに歩かせようとしたんだけど、猫はすぐその場で座りたがるのでちっとも散歩にならない。ピクニックなのです。笑 付き合ってる私もしばらくすると時間が惜しくなり、持ち上げて帰ろうとすると子どものように駄々こねたり(←言葉わかんないけど絶対文句言っててこれがめちゃくちゃかわいい)。
それで私も学習しまして、最近は本を持ち出して、彼がゴロゴロする間読書することにしました。
冬は太陽の関係上午前中しか日光浴できないし、私も朝は使い物にならないポンコツなので(笑)、普通の人の労働時間と娯楽時間を入れ替えて過ごしています。
ちょっと早いんだけど、来年の目標の一つに、読書量を増やすことを掲げたので(今年は全然読まなかった)、いいきっかけになりそう。
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今は「小津安二郎への旅」(伊良子序著・河出書房新社)を読んでいて、たまたま今日(12月12日)が小津監督の誕生日であり命日(還暦の誕生日にお亡くなりになったらしい)と知ったので、その偶然も面白くてシェアしたくなりました。
冒頭書かれていてびっくりしたのだけど、小津安二郎監督の「東京物語」(昭和38年作)が英国で十年に一度の世界の全映画ベストテン投票で第一位に選ばれたとか(2012-2022)*!私も観たことあるけど、全映画の1位に選ばれるほど?と思ったので、改めてじっくり観てようと思います。ちなみに第2位は「2001年宇宙の旅」で、第3位は「市民ケーン」だって。どちらもウォッチリスト入り!
追記:*英国映画協会(BFI)の機関紙「サイト・アンド・サイト」内で358人の映画監督により投票されたもの。
今年度の結果では4位になっていました:Directors' 100 Greatest Films of All Times
私は小津さんの作品好きだけど、苦手な人は静かすぎて10分観ていられないと思う・・・余白の美が多く観客の鑑賞力が求められる作風。映像美と味のある役者さんの雰囲気は楽しめるかな?個人的には、背景に映り込んでる絵画とか置かれてる茶碗とかいちいち注視しちゃうポイントです。
と、こんな感じで今日も午前中に娯楽を済ませたので、夜PCに向かいます!