猫の手を借りた日

 

先週末で約3ヶ月(と思っていたら2ヶ月半だった)のサラリーマン生活、無事に終わりました。

 

出勤最終日前日、上司の車に携帯を置き忘れ、その日の夜9時くらいにPCメールをもらって発覚。翌朝受け取ることになり、自分って全然スマホ依存じゃないんだな〜と誇らしくも(代わりにPC依存だけど)、翌朝のアラームだけは困ったことに。でももう体が慣れてたのと、緊張感で起きるだろうなと思いそのまま寝ることにしました。今では私の猫も早く起きて鳴くようになっていたので、「明日6時半に起こしてね」と一方的に念押しして眠りました。

 

翌朝は5時半くらいからなんとなく目覚めては眠ったりしてたのだけど、ピッタリ6時半、猫がカタッと音を立てて(トイレから出てきて?)、私に向かって「ニャー」!作り話じゃなくて、本当に1分も違わず、きっかり6時半にちゃんと起こしてくれました・・・優秀か!笑

 

こちらの猫さん、実は最近何かご不満で、3週間くらい前に2ヶ所に粗相をし、その翌週末は同じ2ヶ所にマーキング(これがすごい臭い!)。どちらも初めてで、1回目は床に大きなシミができてしまったので頭に来て、本人を現場に連れてシミを指差し「これミーちゃんがやったの!?!」とガチ説教。本人気まずそうなご様子。笑 4回目(マーキング)の時は出勤前だったので「もーミーちゃん!なんで*%$&#!!」とグチグチ仁王立ちで怒ったら(笑)上目使いから首を垂れてしばらくシュンとしてたので、「あれ伝わってる?」となんか哀れな(ちょっと面白い)気持ちになったりしました。

 

ミーの粗相は明らかに私へのメッセージで、最初は私がいないことへの不満かなと思ったけど、よく考えたらどれも私がいる週末やってる・・・え、もしかして私が「いる」ことへの不満?!この数ヶ月で、家に旦那がいて鬱陶しい妻になってる!?!

 

とまぁ、ミーの異常行動は相変わらず警戒してるんだけど、6時半ちょうどに起こしてくれたことで私の中では帳消しとなりました。ありがとよー!

 

 

かつてなくイケメンに写ったひと。あなたそのキャラじゃないでしょ
かつてなくイケメンに写ったひと。あなたそのキャラじゃないでしょ

 

***

 

ミーが起こしてくれたこともあり、最終日も遅刻することなく無事に終了することができました。

 

何人もの方にまた戻ってきて欲しいと熱烈にお誘いいただいたのですが、私はまだ自立の道を歩み始めたばかり。フルタイムをお断りし、週1だけのアート・ティーチャーのオファーもお断りし、今後は期間限定(プロジェクトベース)のお仕事のみお受けすることにしました。

 

つくづく感じたことだけど、何かが得意なことと、それが教えられるのは全く別のこと。私にとってはアートというものが重要すぎて、生半可に教えるくらいなら全くやりたくないのです。それに、アートってあまり言われて学ぶことじゃなくて、純粋に没頭したり、自ら観察したり、工夫してやってみること。せいぜいテクニックは教えられても、あまりテクニックが先になると縮こまった表現になってしまうので私はどちらかというと好きという気持ちを膨らますことが先かなと思っています。好きだから、もっと知りたい、上手くなりたい。テクニック以上に大事なのは自分主体になること、自己で肯定できること。子どもは元々それができるのに、教わることでどんどん何をしたらいいかわからなくなる。声かけ一つも本当に迷ってしまうのです。

 

でも何人かのスタッフのお子さんを以前教えていたことがあり、ミス・ハナエが教えてくれていた時の作品は取っといて(飾って)あると複数人から聞いた時、当時は相当迷いながらやっていたけど、あれはあれでよかったのかなって少し答えをもらえた気持ちになりました。

 

 

私はまだ自分が学びたい気持ちの方が強くて、作っている時間が幸せすぎて、今はそこに100%時間を空けておきたいと思います。自分の作品を必要としてくれている人がいるときに、OKを出せる状況でいたいから。次の制作物も打ち合わせの段階からワクワクしすぎて、やっぱりこれが私の仕事!って感じてしまいました。

 

学校では子どもたちが可愛いかったし、スタッフも皆さん素晴らしかったし、経済的にも助かったし、思った以上に体質・生活習慣改善に繋がったので、色々とありがたかったです。

 

改めて様々なご縁で繋がってくださっている皆さま、そして手がかかりつつも、サポートもしてくれている我が愛すべき内縁の妻(猫♂)に感謝申し上げます。笑

 

 

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